まぐろ祭りとシンポジウム
土曜日は、まぐろ祭りのお手伝いに行ってきました。
前回の『いせえび祭り』と同じようにして、まぐろ汁の無料配布を行っていて、
自分は、列の最後尾はここですよ~って言う係でした… それはそれは、多くのお客さんが来られました。
あっちにも行列、こっちにも行列、向こうには人だかり、質問の嵐… カブト焼きや一頭造り、まぐろ汁の無料配布が終わるとけっこう人が減ったのですが、
ステージ前でビンゴ大会をやっていて、かな~り盛り上がっていました。
無料配布中は、上の写真の人がいない部分のほとんどが人人人。
てな感じで昼前には大盛況のうちに終わりました。
で、お昼の13時半から、漁港の2階でシンポジウムがあったので見てきました。
内容は、国際熊野学会熊野総会「日本の食文化と海の幸」と、 いかにも堅そうな難しそうな名前ですが、個人的にはかな~り為になりました。
二部構成になっていて、 一部は、どこかの大学の教授の方がまぐろとその歴史・食文化について講演していました。
二部はパネルディスカッション。
漁協の方や水産組合の方、くじら博物館の方に青岸渡寺の副住職と、多彩な面子でした。
特にくじら博物館の方の話はおもしろかったです。
戦争前の話だそうですが、太地の人がロサンゼルスに移民して仕事をしていたそうです。
日本人村もあって、日本との交流も盛んだったそうです。
戦争が始まって、強制収容所に捕虜として捉えられてしまったそうですが、 なんと!収容所には日本庭園があったそうです。
へ~と知らなかったことが知れて良かったです。
あと、自分はここで田舎の活性化について勉強している立場ですが、 水産組合の方や地元の制作会社の方が観光や街に対する危機意識を語っていて、 多くの方が問題解決に取りくんでいることが聞けて良かったです。
そして、シンポジウムも終わって漁港もきれいさっぱり普段の漁港に戻っていました。
最後にみなさん、勝浦のまぐろはホントに美味しいですよ~!って宣伝しておきます。