ふら〜っと大三島に行ってきました
日曜日、妻がノープランで何処かへ行こうと言い出したので、 珍しくアクティブな感じでお出かけをしました。
行き先はとりあえず、今治方面。
今治といえばしまなみやろうと勝手に考えていた自分、 今治から橋でも見たら帰ろうかと考えていたらしい妻とは全く息があっていませんでしたが、 まあ大三島ぐらいまで行ってみようと、橋を渡って大三島まで行きました。
僕は大三島と、広島県の生口島に架かる多々羅大橋がとても好きなので、 インターチェンジを降りるとしばし道の駅から橋を眺めていました。 やっぱり最高にかっこいい。他のどの橋よりも圧倒的にセクシー、シュッとしてる。 いつまでも見とれていたい気持ちを抑え、物心ついてからは訪れていない大山祗神社へ向かいました。
多々羅大橋と同様に「シュッとしてる」そして神々しい、威厳ある神社でした。 ただ、来るつもりはなかったというか軽い気持ちで来ていたので、何というか、 気持ちが入っていかない感じでした。次来るときは大山祗神社に行く!!!! そして宝物館で鎧と刀を見る!!!!と意気込んで向かうつもりです。
そして完全に自分の趣味で、今治市伊東豊雄建築ミュージアムに行ってみました。
すとーんと海に落ちていくような景色が気持ちのよい場所。 そこにスティールハットという黒い多面体の建物、それと、 かつて伊東豊雄氏の自邸だったシルバーハットがありました。
スティールハットの中は有料展示ゾーンになっていて、 「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト」という展覧会が開催されていました。 伊東豊雄氏が塾長を務める伊藤建築塾の塾生の方たちが、様々な方向から 大三島という存在にアプローチしたり、考えたり、実践したりしていることが、 展示されていました。僕は、こういう活動が行われていることを全く知らなかったので、 驚き、大三島への興味が湧いてきて、面白く見ることができました。
ミュージアムからの眺め。The瀬戸内海。
この黒く不思議な物体の中には、若く、力強いアイデアと実践の記録が、詰まっていました。
そんな伊東豊雄ミュージアムで、大三島にIターンしている方が開いているお店を、 まとめた展示があり、妻はそのひとつの「Limone」というお店がきになると言うので、 行ってみることにしました。
凄くいい感じのお店でした。レモンに関する商品がいろいろあって、 なかには、イタリア製の陶器とか自家製のリモンチェッロとか、 自分が興味あるツボをぐいぐい押されてただただ気持ち良いという感じです。 東京からIターンをして無農薬でレモンを栽培しながら、お店も開いているそうです。
以前からレモン絞り器が欲しいと思ってはいたのですが、 このお店のオリジナル商品で、砥部焼で作られた陶製のものがありました。アツすぎます。 即買いしました。あと超格好いいイタリア製のタペストリーを衝動買いしました。
店主の方に、「家でレモン育ててるんですよ〜」とレモン大好きアピールをしたのが よかったのかどうかはわかりませんが、無農薬で栽培されたレモンを4個も!! 頂きました。あと凄く大きい品種のレモンも頂きました。ありがとうございました。 (実は大三島に着いてすぐに、道の駅でネット2個分のレモンを買ったのですが、 道の駅では無農薬栽培のレモンは売っていなくて、少し残念な気持ちになっていたのです。)
結局、島をほぼ一周するぐらい満喫して、 ノープランで行った割に、とても満足の行く大三島への旅となりました。 あと、しまなみは意外と気軽にいける、島は楽しい。と思ったので、 これからはカジュアルにいろんな島に行ってみようと思いました。