みかんジャム

愛媛県に住んでいると、毎年冬が来るたびにどこからともなく大量のみかんが手に入ります。そういうみかんはほとんどの場合、ちょっと酸っぱかったり、ちょっと味が薄かったり、ちょっと形がわるかったり、ちょっとキズが入っていたりします。きっと、みかん農家の方が出荷できなかったみかんが、いろんなところを経由して僕らの口に入っているのだと思いますが、とにかく毎年、みかんをお店で買うことはほとんどありません。たぶん愛媛の人は「買ったみかん」よりは「もろた(貰った)みかん」を口にしている割合が多いんじゃないかなあ。というわけで手元にたくさんみかんがあるのでジャムを作ります。

参考にしたもの

つくりかた

材料は、皮を剥いたみかん500gに、グラニュー糖が300cc、レモンの代わりにこれも実家でもらってきた「じゃばら」という果物の汁を一個分。(実はこの「じゃばら」は、和歌山県の北山村というところでしか栽培されていない柑橘類です。それがなんでここにあるのかは全然わかりません。わかりませんが、この「じゃばら」、めちゃくちゃ酸っぱい。あと、母さん曰く、花粉症に効くということです。

まず最初にみかんを横に二等分してからミキサーにかけます。

それを約30分、弱火でコトコト煮込んだら、

再度、ミキサーにかけてから鍋に戻します。

グラニュー糖とジャバラ汁を加えて、

さらに約20分、弱火でコトコト煮込みます。

ジャム作りは地味ですね。

とろみが付いたらできあがりです。

冷えるとかたくなるのでびんに詰めます。

結構な量ができました。

思ったこと

ジャム作りは地味だけど、目が離せない。というのも、混ぜてやりながら煮込むときにどうしても鍋のヘリに汁がつく、その汁を放っておくとたぶん焦げる、だからシリコンのピタってするヘラで落とし続けないといけない。あと、グラニュー糖を入れたあとは底も混ぜないと焦げると思う。だから地味だけど、目が離せない。それから、とろみの見極めが難しい。ジャムなんて初めてつくるから経験が無いのもあると思うけど、今回作ったジャムは固めになった。もう少し煮込み時間を減らしてやると水分が程よく残ったいい感じのジャムになったと思う。ぶっちゃけ20分って書いてるところを5分くらい追加して煮こんだからこうなった。多分書いてある通りにやったら完璧にできていた。はず。

つぎはこうやる

20分でやります。

結構大量にできたので、つくるとしたら来年か、もしなんかしらの果物が多く手に入ったらそれを使ってジャムを作ってみたいと思います。それから、このジャムを作っている途中に、こんなに大量にみかんがあるんやったら生搾りジュース作ったらいいってことに気が付きました。毎年大量のみかんを貰って、最後のほうは腐らせたりすっかすかになったりしてたけど、これからはそうなる前にジュースにします。

もうこれがめちゃうま。